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小林よしのり
2019.12.19 09:27日々の出来事

伊藤詩織をホテルに強引に連れ込んだ映像

羽鳥モーニングショーで伊藤詩織氏の勝訴の件を
やっていた。素晴らしい。
山口がわしを名誉棄損で訴えて以降、メディアが
怖じ気づいて報じなくなっていたが、今回の民事裁判
での判決のおかげで、堂々と報じるようになるのだ
ろうか?

一番詳しく報道しているのは週刊新潮だ。
そもそも山口が週刊新潮を訴えないで、わしが訴えら
れているのが異常なことだが。
わしは全メディアの中で一番、影響力が強いのか?

週刊新潮は、まだこの件でネタを持っているらしく、
山口が詩織氏を連れ込んだホテルの「ドアマン」の
供述が出てくるはずだ。

そもそもタクシーがホテルに停車してから、山口が強引
に詩織氏を降ろすまでの時間の長いこと長いこと、
わしはそれを防犯カメラの映像で見たが、タクシーから
人が降りるまでの時間があんなに長いことはあり得ない。

つまり詩織氏が降りるのを拒否していたからだ。
山口が強引に降ろそうとしていたからだ。

急性アルコール中毒の恐れもある詩織氏を、病院にも
連れて行かず、目黒駅の派出所に頼むこともせず、
ホテルの従業員にあずけることもせず、自分の部屋に
強引に連れ込んだ時点でアウトだろう。

「強引にでも連れ込む」という山口の意志があの監視
カメラには如実にあらわれていた。
それを「ドアマン」の証言が裏付けている。
今日発売の週刊新潮の記事を読まねば。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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